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2017年8月29日火曜日

そばと料理番②

8月もまもなく終わり、だんだんと日が短くなってきていますが
 
暑い日があったり、すごしやすかったり。
 
夏の終わりを感じる時期になってきたように思います。
 
 
 
以前のブログで越前おろしそばが広まったのは、天皇の料理番を
 
勤めた秋山徳蔵氏の御尽力のおかげだったと書きましたが
 
越前おろしそばが現在のような、一皿で麺、おろし、ダシがかかっている形になったのは
 
秋山徳蔵氏が昭和天皇にそばを召し上がっていただいた後からだと言われています。
 
その当時はそばとダシは分けられていたようです。
 
 
お店によりダシがかかっているもの、一緒になっているものとあると思いますが、当店では8月より
 
そばとダシを分けてご提供させていただいております。


そばのダシはおろしだしです。
大根おろしと自家製のかえしをあわせて作っております。
 
 
おろしだしに炒ったかつおぶし、しろねぎを添えています。
 
ダシのなかに麺をつけても、麺に直接かけても、
 
お好きな食べ方で召し上がってくださいませ。
 


2017年8月21日月曜日

8月のひと品 ③


お盆もすぎまして、暑かったり雨になったりと
 
天候もはっきりしない日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
 
本日は8月にお出ししているお料理の中から、焼き物のご紹介です。
 
 鯛の頭の七味焼きです。
 
鯛の頭を、醤油、さけ、七味に漬けこんで焼き上げました。
 
あしらいにダシ醤油でじっくり焼いた焼きもろこしを添えておりますので
 
ご一緒にお召し上がりください。
 
 
 

2017年8月17日木曜日

矢生姜 生姜は生姜でも矢な生姜

矢生姜。
 
またの名をはじかみ。
 
どんなものかお分かりになりますか?
  
こちらはのどぐろ塩焼きですが、この赤いやつのことです。
 
これが矢生姜です。お魚の焼き物などによくついてきますよね。
 
しょうがからはえた茎の部分で赤い部分が茎、白っぽい方が根っこになります。
 
生ではなく、お酢でゆでたものを甘酢にひたして使用します。
 
このはじかみ、ちゃんと召し上がっていただけます。
 
ただし、食べるのは白っぽい根っこの部分で赤い茎のほうは通常食べません。
 
根っこのほうは柔らかくなっており、甘酢もしみこんでいますので
 
焼き物を召し上がった後のお口直しにも最適です。
 
 
まさにはじを噛むからはじかみと思ったのですが、そんな由来はまったくなく
 
はじが赤い=はじ赤みや、歯でかんで辛いからきているようです。
 
 
そのはじかみもお料理の一部、食べ物の一部ですので
 
見かけた際は、根っこのほうをお召し上がりください。
 
 
 

2017年8月8日火曜日

8月のひと品 ②

8月のひと品でいちじくの天ぷらをご紹介しましたが
 
今日はそのいちじくについてもうひと品です。
 
 
いちじくは夏から秋にかけて最盛期をむかえます。
 
今が食べごろな果物ですが当店ではこちらの
 
「いちじくの揚だし」としてもお出ししています。
 
いちじくの揚だし
刻みのり・おろししょうが・粒あられをそえています。
 
 
おしりの部分が裂けかけてきているのが熟している証拠です。
 
熟して甘みもあるいちじくですが、揚だしにするとだしが
 
いちじくの甘みとさわやかな香りを引き立ててくれます。
 
口当たりがさっぱりとしておいしいですよ。
 
8月から10月ごろまでが旬といいますので
 
旬のうちにぜひおためしくださいませ。
 
 
 
 

2017年8月1日火曜日

8月のひと品

夏本番。8月でございます。
 
当店では毎月お品書きがかわりますので
 
その中から、ひとつふたつご紹介させていただきます。
 
前菜五種盛り
ところてんや小鯛のお寿司、自家製のおから饅頭など
 
 

季節野菜のベーコン巻き
 
お肉との相性の良いモロッコ豆をベーコン巻きといちじくの天ぷらです。
 
 
 
この他にも8月のおしながきは変わっておりますので
 
またご紹介させていただきます。