矢生姜。
またの名をはじかみ。
どんなものかお分かりになりますか?
こちらはのどぐろ塩焼きですが、この赤いやつのことです。
これが矢生姜です。お魚の焼き物などによくついてきますよね。
しょうがからはえた茎の部分で赤い部分が茎、白っぽい方が根っこになります。
生ではなく、お酢でゆでたものを甘酢にひたして使用します。
このはじかみ、ちゃんと召し上がっていただけます。
ただし、食べるのは白っぽい根っこの部分で赤い茎のほうは通常食べません。
根っこのほうは柔らかくなっており、甘酢もしみこんでいますので
焼き物を召し上がった後のお口直しにも最適です。
まさにはじを噛むからはじかみと思ったのですが、そんな由来はまったくなく
はじが赤い=はじ赤みや、歯でかんで辛いからきているようです。
そのはじかみもお料理の一部、食べ物の一部ですので
見かけた際は、根っこのほうをお召し上がりください。