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2017年6月26日月曜日

料理をつくる

ただいま試作中の若狭牛しぐれ煮。
 
 
最初はちょっとおいしい牛丼味でしたが
 
ようやく生姜と山椒の風味と甘辛く炊かれたダシの味が
 
からみ合って、しぐれ煮らしくなってきました。
 
現在、鋭意製作中でございます。
 
 
佃煮の一種のしぐれ煮。
 
 
煮物を時雨にたとえるとはとてもセンスがあるといいますか
 
着眼点が素敵だと思うのですが
 
しぐれ煮と名前をつけたのは、江戸時代の俳人「各務 支考(かがみ しこう)」
 
という方のようです。
 
 
俳句というとすぐに思い浮かぶのは松尾芭蕉だと思うのですが
 
この各務さんは、松尾芭蕉の優れた弟子達である
 
「蕉門十哲」のなかの一人だそうです。
(蕉門十哲。少年マンガにでてきそうな言い回しです・・・)
 
これが俳諧をたしなむ方の感じ方という事でしょうか。
 
 
しぐれ煮からだいぶ話がそれてしまいましたが
 
試作中のしぐれ煮はしぐれの名前にふさわしくあるよう
 
製作中ですので、またご報告させていただきます。